2019.06.07BLOG
本『たのしめてるか。』
随分前ですが、ベルマーレの本『たのしめてるか。』読みました。
一番最新のです。
昨年一年間、そしてベルマーレがどれだけ大変でどんな道を辿ってきたかが、少しわかった気がします。
僕ら選手は表の部分だけど裏側が大事。
そして、多くの人に支えられ僕らは表に立てている。
RIZAPさんとの関係性。
一日ですぐ出来たわけではない。
曺さんが泣きながらRIZAPさんが我々に付いてくれたと選手の前で話してくれたのを思い出しました。
ベルマーレ平塚時代から、フジタの撤退、チーム存続の危機、真壁さんがそこからチームを救い、沢山の人達の支援があり、支えがありチームが存続し一歩一歩進み、厳しい状況もまた迎え今がある。
僕は今のベルマーレしか知らないし、苦しかった時期を知らない。
今多くの人がスタジアムに応援に来てくれて昨年ルヴァン杯を獲得でき、最高の景色を共に見ることができた。
だからもっと良くしていきたいと強く想う。
さちえさんや紘司さん、真壁さん、水谷さんの目線で昨年一年を振り返ることができて本当に楽しかったし、重複しちゃうけど色んな人の支えで僕らはピッチに立ててるんだね。
何より面白かったのは応援リーダーの高橋修さんの話、目線。
会長や社長と飲みに行くというのもベルマーレらしいな。
もちろんお互いがリスペクトした中で。
そして、高校生の時から親に嘘ついて先輩方達と遠くまで遠征、応援に行ったりした話はなんかすげー嬉しかったし楽しかった。
何より、ルヴァン準決勝の相手の最後のPK時の秋元チャント狙って作ったというのは情景も出てきて興奮した。
そして、本の中で曺さんが僕についても話してくれていました。
曺さんが言う僕は頭がいい、人がいいのかどうかはわからないけど、長いこと気を遣ってサッカーもしてきたのは事実。
それが染み付いて当たり前になっていました。
一つ一つ自分の深い部分と向き合ってくれたから、正面から当たってくれたら溶けてきたと思う。
本の話とは違うんだけど、先日七夕のカップル企画で僕ら夫婦が審査員だったんだけど、沢山の応募を頂きいくつかの応募を実際見させて貰った時に、沢山の人達が色んな想いをもってスタジアムにアウェイにもかけつけてくれてることを知りました。
全てを当選させることはできませんでしたが、全部載せたいぐらい嬉しかったです。
ある人はそれで結婚がうまくいったり、子供との繋がり話題ができたり、闘病中の旦那さんの分応援をって方も。
長年誘い続け嫁さんをサッカーの魅力にようやく引き込んだり。笑
僕らはそんな想いを背負ってピッチに立ってるんだと思うと嬉しくなるし、選手はもっとその事実を知らなきゃいけないと思った。力が湧きますし、プレッシャーにも感じるかもしれない。
背負うものが大きいことは選手としてありがたいこと。
こんな人達をもっと幸せにしたいし、もっと増やしていきたい。
なんだか僕がこの分書いてて少し元気湧いてきました!
少しナイーブな日々が続いていたので。
いや、だいぶナイーブだったか。笑
人生うまくいくことばかりじゃないと改めて今回感じています。
だからこそ、喜びが倍増する!
次ピッチに立つ時は更に色んな人の想いも背負って自分の想いもぶつけます!
負けないぞー!!
梅崎